2011年09月05日

形代流し

七月一日、東京都台東区の鳥越神社が行
なう厄よけをいう。
 形代とは、紙の人形に氏子の名前を書いたも
ので、これに氏子の罪や汚れを移し、
海へ流して無病息災を祈る。
 朝九時ごろ、都内の神社から集めた形代
を持った神主が浅草椅から御座船に乗り、
そのあとにはやし船が続き、品川沖まで行
く。ここでお祓いをしてから形代を流す。

 土用の丑の日、京都市右京区の蓮華寺で
は「きゆうり封じ」を行なう。これはきゆ
うりに病気の根を持ち去ってもらうもので、
きゅうりに名前と年齢を書いて寺で祈って
もらい、そのきゅうりに体の悪い部分を移
して川へ流すのである。


同じカテゴリー(日本の行事)の記事
 伝統の発酵食品 お漬物について (2012-11-24 10:02)
 TPPはどうなんだろう? (2011-11-26 10:24)
 夏越祓 (2011-09-04 04:02)
 竹伐り舎 (2011-09-02 18:48)
 虫送り (2011-09-01 11:28)
 から梅雨と雨ごい (2011-08-31 01:28)

Posted by よしよし先生 at 09:21 │日本の行事

削除
形代流し