2011年04月15日

五色そうめん(愛媛県)

民謡『伊予節』に「伊予の松山名物名所
 三津の朝市道後の湯 昔に名高き五色ぞ
うめん…と、あるように松山の名産。
 その名の通りめんは五色にわかれ、赤は
紅花(または梅肉)、黄はくちなし(卵黄)、
緑はたかな(抹茶)、茶はそば粉、白はやま
いもによって着色されているのが特徴。
 江戸時代中期、長門屋市佐衛門が創製し
たもので、時の将軍、徳川吉宗からも格別
の称賛を受けたという。糸のように繊細な
めんながら、こしが強く、さわやかなのど
ごしが持ち味とされている。

 五色そうめんの上に煮つけたたいを並べ
たのが「たいめん」で、その華やかな彩り
から、地元では祝い事に欠かせぬ料理とな
つている。  


Posted by よしよし先生 at 16:10県別名産